あほな話

誰かが読んでくれると嬉しい話

水平線

かつて私のあこがれは水平線にあった。
一日中、水平線を見つめることが幸せだった。
今はもうそういうわけではないけれど、
空と海の間に、私は未来の暮らしを想像する。
夜になっても闇の中、波が飛び散る嵐の中でも、
灯台の光が貫いてくる。