あほな話

誰かが読んでくれると嬉しい話

病はあっても見つからない

どんなに進歩したと言われても、今の医学があまり
役に立っていない感覚は間違っていなかった。
研究も治療も男性が対象で男性に効きさえすれば
女性にも効くものと決めつけられている。
どおりで病院で助かったことが滅多にないわけだ。
すぐ「病院へ行け」と言う者がいるけど、
女性は行くだけ無駄になることのほうが多い。
ごくたまに幸運な人だけが、あきらめる
ぎりぎりのところで正しい診断に巡り合える。
今の時代「命」だけに絶対的価値を付けられ、
命に危険の無い病の検査はまずしてもらえない。
病院に行くほど異常の見つからない結果によって
「仮病」「わがまま」「気のせい」みたいな
無理解にも苦しむ年月が増えることのほうが多い。