あほな話

誰かが読んでくれると嬉しい話

あこがれの故郷

求めても受けられないあの検査を半ば強制的に
受けさせられることになって、検体を提出した結果、
陽とも陰とも明示されず、知ることのできるのは
ただ検査は終了したということだけで、もし
「陽」なら間違いなく隔離を強制されるわけで、
何もなければ「陰」だったと推測するしかない。
で、何もなかったわけで、どうしても行きたかった
旅をすることができた。
約二十年前その「故郷」の存在を知った時から、
何度も強く惹かれ続けて、何度も行った場所。
今日はこれ以上、思うことを書く余裕はない。