あほな話

誰かが読んでくれると嬉しい話

2020年9月のブログ記事

  • 陰鬱な絶望感

    未明の西の空 何をしていても常に急き立てられている感覚を拭えない。 それで、時間の余裕を作る努力を続けてやっとゆっくりできるひと時を得た時、 何かとんでもなく嫌な感じというか、得体の知れない不快感に襲われる。 何かが根本的に間違っている感じ。考えすぎも良くないけど、 結局いつもこういう結論に達する... 続きをみる

  • 見えない夜明け

    医療に限らず何にしても多くの人たちが 「命」だけに絶対的価値を認めることを 長い年月とともに思い知るようになった。 心や精神は不可解だからなのか置き去りだ。 意識を失った患者の命を必死に守り抜いて、 命の危険が遠のいたとたん、患者はひとりで 過酷な苦痛地獄に放り出される。 「死ぬまでずっと苦しみ抜... 続きをみる

  • あこがれの故郷

    求めても受けられないあの検査を半ば強制的に 受けさせられることになって、検体を提出した結果、 陽とも陰とも明示されず、知ることのできるのは ただ検査は終了したということだけで、もし 「陽」なら間違いなく隔離を強制されるわけで、 何もなければ「陰」だったと推測するしかない。 で、何もなかったわけで、... 続きをみる