あほな話

誰かが読んでくれると嬉しい話

陰鬱な絶望感

未明の西の空


何をしていても常に急き立てられている感覚を拭えない。
それで、時間の余裕を作る努力を続けてやっとゆっくりできるひと時を得た時、
何かとんでもなく嫌な感じというか、得体の知れない不快感に襲われる。
何かが根本的に間違っている感じ。考えすぎも良くないけど、
結局いつもこういう結論に達する。
この世にあるすべてのものがそもそも存在してはならないものだ。
太古の昔から決してあってはならないことの繰り返しと積み重ねこそが、
宇宙と命の誕生になった。誰も真実を知らないのは、
この世界が真実以外で成り立っているからだ。