あほな話

誰かが読んでくれると嬉しい話

生きることの不自然さ

「本人が選んだこと」か「本人以外の何か」か。
悩みごとの原因は、どちらかだけにあるのではない。
前者は「自己責任」、後者は「社会問題」
大勢の人たちが互いに助け合えば解決していくのに、
何でも自己責任にしていると、何も解決しない。
人間は単独で生き残れる種の動物ではなく、
集団で協力し合って初めて生きていけるから。
それが不十分ならそれだけ「死」が近くにある。


どんなに頑張ってもどうにもならないことがある。
限界だと感じるところまで行きついたら、
ある種の悟りみたいな心境になる。
これからはもう落ちていくしかない。
それがどんなに最悪な結末になろうとも。
自然法則にいつまでも逆らい続けることはできない。


生きることは、常に「死」から逃げ続けること、
「自然法則」に常に逆らい続けること。
生きているという現象は、自然法則なんかではない、
むしろ自然法則から逃れたり逆らうというか、
抵抗し続けることなのだろう。だから、
頑張りすぎて疲れ果て抵抗し続けられなくなれば
生きていくことはできなくなる。