あほな話

誰かが読んでくれると嬉しい話

終わりの見えない苦しみ

夫が私の重荷になりすぎていて苦しい。
動物の鳴き声でしか話しかけてこなくて、
私がその意味の解釈をするがそれがまた大変で、
ほとんどがあまりにどうでもいい内容なので、
無視したり黙っていたりすると、
私が根負けして相手してしまうまで執拗にちょっかいを出してくる。
決して知的障害などでもないのに、
私に対する態度だけ知的障害者そっくりなのだ。
そういうのは嫌だし、ヒトの言葉で話してほしいと
今まで何度お願いしたことか。そしてそれを言っても
「えっ、そんなこと今初めて耳にした」というのが
夫の珍しく言語的な返事だ。しかも、私が話す「ヒトの言葉」が
どうも通じないようなのだ。本当は通じているのに、
彼がわかってないふりをしているかどうかまでは
私にはわからない。ただ、返事というより、彼の
「ほぼ鳴き声に等しい動物的反応」から推測すると
どうしても話が通じているとは私には思えないのだ。
私はものすごく疲れるし生きるのも嫌になって久しい。
最期はせめて安らかに過ごしたいので、そのためにも
どうにかして無視を徹底する方法はないものかと考えている。
今の緊急事態は、家庭の外にいる人たちとの交流を断たれていて、
家庭という閉鎖された狂気の世界に閉じ込められて窒息しそうだ。