間違ってるかもしれない個人の考えだけど、
自分も騙される側なので不安であれこれ考えるわけよ。

あり得ないほどアホすぎる話で詐欺に騙される原因を
被害者の「無知」としているのか、
騙されないように毎日毎日いろんな場で、
いちいち具体例を周知する対策になっている。
でもそれだと次々現る新手法に追われ続けなければならない。
確かに、無知でなければ騙されにくい。ただ、ふだん
些細なことで店員にクレームをつける偉そうな消費者が、
詐欺を信じて貯蓄をあっさり盗られてしまう感じがある。
もしかして、消費者に余計な親切やサービスを提供する
日本人特有の習慣というか癖も原因かもしれない。
以前はこんなことも考えていた。
「若い人たちが安すぎる報酬で働かされている一方で
　老人は多額の貯蓄があっても年金をもらって働かない。
　そんな世の中で、ちょっとした悪知恵を働かせた
　作り話を信じて、すぐ払ってしまう高額の貯蓄を
　カネの無い若い人たちに狙われるのは自然だ。」
まだ他に浮かんでくる考えもある。
今の老人世代は過去とんでもない間抜けな時代を生き、
理不尽なこともまかり通るのが日常茶飯事だった。
そのせいか、突然のおかしな話にも「そういうもの」
などと信じてしまうのではないか。