あほな話

誰かが読んでくれると嬉しい話

陰鬱な絶望感

未明の西の空 何をしていても常に急き立てられている感覚を拭えない。 それで、時間の余裕を作る努力を続けてやっとゆっくりできるひと時を得た時、 何かとんでもなく嫌な感じというか、得体の知れない不快感に襲われる。 何かが根本的に間違っている感じ。考えすぎも良くないけど、 結局いつもこういう結論に達する。 この世にあるすべてのものがそもそも存在してはならないものだ。 太古の昔から決してあってはならない…

見えない夜明け

医療に限らず何にしても多くの人たちが 「命」だけに絶対的価値を認めることを 長い年月とともに思い知るようになった。 心や精神は不可解だからなのか置き去りだ。 意識を失った患者の命を必死に守り抜いて、 命の危険が遠のいたとたん、患者はひとりで 過酷な苦痛地獄に放り出される。 「死ぬまでずっと苦しみ抜いて生きろ!」 とでも言うような責務を課してくる世の中。 病院へ行けずにあっという間に亡くなった ほ…

あこがれの故郷

求めても受けられないあの検査を半ば強制的に 受けさせられることになって、検体を提出した結果、 陽とも陰とも明示されず、知ることのできるのは ただ検査は終了したということだけで、もし 「陽」なら間違いなく隔離を強制されるわけで、 何もなければ「陰」だったと推測するしかない。 で、何もなかったわけで、どうしても行きたかった 旅をすることができた。 約二十年前その「故郷」の存在を知った時から、 何度も…

毎日が限界

もともと引きこもりで、昨年まで外に出る努力をしていた 年月もむなしく、旅行はもちろん必要な外出さえ 不自由な時代になってしまった。 流行中の感染症のことで何を書いても危険を感じるし、 いろいろなことが重なって何もかもがどうでもよくなって 頭が朦朧として寝言のような戯言しか書けなくなってきた。 私を空気のように扱い自分だけ幸福すぎる夫からのストレスが 私にとってキツすぎて死にそうに苦しい。 私は死…

住居の不満と夢

外出制限は間違いなく持病を悪化させる。 家族がいても自分は誰からも世話されない。 自分が倒れても家族は無関心で気付かない。 家は私一人だけが奴隷になる場所。 家の中にいるほうが命に危険を感じる。 外にいるほうが助けてくれる誰かがいる。 掃除が必要なのも面倒で煩わしい。 睡眠以外は屋外で過ごしたい。 風呂も食事も休息も全部屋外がよい。 家自体を洗って干して乾かせるなら 多数の問題が解けそうだ。 あ…

洗濯地獄

毎日何を着るか悩みたくない。 悩む時間がもったいない余裕もない。 例えば毎日シンプルな同じ服にしたい。 言葉は簡単だけど未だ実現できてない。 現実は、起床後、部屋着に替え、 外出前に普段着または正装に着替える。 加えて風呂上がりにバスローブとか さらにスポーツウエアとか言い出すなら 一日、五セットだけならず枕カバーや シーツ、タオル、その他小物まで 洗うとなると洗濯地獄。前後途中の 作業を要しな…

塩分過多が普通という異常

余計な塩分がダメなのだ。 塩分過多はもってのほか、そもそも塩分添加がダメ。 余計な塩分があると持病悪化! 耐えられないほどキツい、苦しい。 当然、自炊を強いられるわけだけど、それ以前に 食べられる食材を探すことから始まる。 好き嫌いなんて論外で、楽しむ余裕もない。 食物アレルギーではないので理解は得られない。 「塩分アレルギー」かもしれないけど。 ここ数年やっと「塩分無添加」表示の食品を 見かけ…

増えていく負担

今年になって生活がますます大変になった。 生活で必須な雑用の負担が増していく一方。 たぶん特に日本で女性だけに多い状況。 家庭外の人たちとの交流が途絶えていく。 それでも限界まで頑張り続けて、私は さいわい持病にまだ負けないでいる。 ただし、今の時点までの話。 外出は減ったままあまり回復してないのに、 一日中、雑用で歩き回っているせいか、 歩数計の数値が一万~二万になってしまう。 どうりで足の疲…

最近のたわごと

ある聡明な学者が書いた一文に私は救われた。 「過去に目を閉ざす人は、現在にも盲目となる」 「過去をよく知らなければ、その過去から解放されない。」 その言葉に私は自分が間違っていなかったと思えて、 自分に初めて自信を持てる感じを覚えた。 苦労する原因を親の貧困のせいにする話が目立つけど、 私の親は、裕福なのに子供に貧困を強いる親だった。 おかげで、ドケチな貧乏生活に不満を持つこともなく、 なにより…

散歩

さいわい私だけ?昨年までとほとんど何も変わらない生活ができている。その原因の一つに、他人との関わりを可能な限り捨ててきたことがある。決して良い生き方ではないだろうけど、私にとって、そうするしか生きていくことができなかった。 矢車草

変わったチューリップ

まだ咲いてないなー?いや、咲いてるのか、しかし… ん?何だこの野菜みたいなのは…

変な夢を見た

一睡もできないほど嫌なことがあった翌日、 本当に死にたくなるほど落ち込んでいた。 それでも平気なふりを強いられる苦しい生活。 ある日の明け方少しだけ眠れたときに、 いつもの悪夢とは違う夢を見た。 それはこんなものだった。 ある有名な歌手に私の容姿が酷似しているからって、 その人に成済ましてライブイベントに出場させられた。 しかも私は音痴過ぎて歌えない。それでも、当日まで 準備も練習も何もしておら…

正しいか間違っているかなんて結局最後は…

幼い時から今までずっと「正しい生き方」を 知らなかったことが分かった。育った環境が 悪いのも原因の一つで、受けた教育も決して 正しくなかった。それが普段の生活のあらゆる 場面で、不適切な感覚や発言や行動の原因に なっていた。根本的なところで自分が何か 欠けているというか、見落としているか、 持っていないか知らないか、不安や不全感や 違和感を覚えていた。それを何とかしようと して出会ったのは、ある…